PEDIの技術部長 Phan Hoang Nam氏は、最近、ASME (American Society of Mechanical Engineers) から感謝状を授与されました。この謝辞は、2022年のASME Pressure Vessel and Piping (PVP)において、地震工学技術委員会による優れた技術論文の共著者として表彰されたものです。「On the use of artificial neural network technique for seismic fragility analysis of a three-dimensional industrial frame」と題されたこの論文は、Nam氏の地震工学分野への貢献を紹介しています。この表彰は、2023 PVP 会議の耐震工学技術委員会会議で正式に発表されました。 世界的に重要な年次学術イベントであるPVP会議は、世界中から多くの参加者が集まる著名な国際フォーラムとして機能しています。ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、南北アメリカ、オセアニア諸島にまたがる40カ国以上の関係者から参加されるこの会議は、圧力および船舶工学の最先端技術のためのプラットフォームとして認められています。
PEDIの副社長 Nguyen Minh Hai氏が率いる研究開発チームは、自己感知コンクリートの開発に関する新たな研究成果を国際ジャーナル「Case Studies of Construction Materials」に論文発表しました。PEDI技術開発チームは、カーボンブラック粉末を含むモルタルの電気抵抗率を、温度と湿度の変化を考慮する280回以上の計測結果に基に、推定できる経験式を提案しました。この一歩は、次世代のスマートインフラ整備に有望な材料である自己感知コンクリートデバイスの初期値をキャリブレーションするための重要な前提となります。詳細な内容はこちらをご覧ください。
PEDIは2023年10月から一般財団法人地域国土強靭化研究所（LRRI）の賛助会員になりました。「地域国土強靭化研究所」は，特に，強靭な地域国土の創設のための， 分野融合型の気候変動対応技術， ハイブリッドで革新的な地盤改良・補強・維持管理技術開発等の事業に力を入られています。PEDIはLRRI会員になる事で日本の研究機関及び関連企業との更なる連携を実現し、日本―ベトナム両国の技術発展の架け橋になれるよう努力していく所存です。 LRRI HP: https://lrri.or.jp
Dr. Nguyen Minh Hai（PEDI 副社長）とDr. Nguyen Van Huong（技術部）がリードした研究チームによる「Stress Self-sensitivity of Carbon Black-filled Mortar under Nondestructive Compression and the Effects of Electric Circuit and Specimen Dimensions」の論文がJournal of Advanced Concrete Technologyに掲載した。この雑誌は、日本コンクリート工学会によって発行される、コンクリート分野の国際的の権威のあるジャーナルである。このプロジェクトは、圧縮荷重を受けて自身の応力の変化を自己感知する能力を持つコンクリートを開発したものである。これらの初期結果を元に、PEDIは将来のスマートインフラの開発において、このような新世代材料を活用した新技術を開発することを期待している。論文詳細はこちら
4回目の開催となるダナン工科大学が主催する土木工学分野の国際会議 TISDIC 2023が2023年8月26日～28日の期間にダナン市で開催されます。この国際会議には、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、日本、インドなど、世界の交通インフラ分野の一流研究者が多数集まっています。基調講演は8つ予定されている他、世界中の研究者やエンジニアから100以上の発表が予定されています。ベトナム国内の関係企業、自治体も数多く参加される予定です。その中には、先進的な構造・橋梁工学、道路・交通工学、交通システムのAI、IoT、自動化、持続可能な開発のための建築資材、地盤工学・地球環境工学など、さまざまな分野の技術開発の講演が含まれています。弊社の技術部の Dr. Phan Hoang Nam、Dr. Nguyen Minh Hai、Dr. Nguyen Phuoc Quy Duy、Dr. Hoang Phuong Tungは本国際会議組織員会の委員として参加しています。詳細はこちら
弊社副社長Dr. Nguyen Minh HaiがBSI Vietnamが開催した「次世代インフラストラクチャーの持続可能な新材料開発と生産品質管理」のテーマとしたシンポジウムで講演を行った。詳細はこちら
6回目の開催となる宇都宮大学（地域デザイン科学部）とベトナム・ダナン科学技術大学による合同ワークショップが、2023/2/28から3/4までの日程でダナンにて開催されました。今回は千葉大学も参加になりました。本年度のテーマは「Designing Walkable Streets for Sustainable Danang City」（持続可能なダナン市に向けた歩きやすい街のデザイン ※事務局訳）で、参加学生が提言に向けたワークショップを行いました。本プログラムには弊社メンバーのDr. Nguyen Minh Hai（副社長）, Dr. Phan Hoang Nam（技術部長）, Dr. Nguyen Phuoc Quy Duy（技術部）が組織メンバーとして参加したほか、社長Mr. Phan Hieu Nhanも後援者の代表として参加した。詳細はこちら
弊社創立メンバー、副社長であるNguyen Minh Hai博士は、光伝達可能なコンクリートの開発を目指した光ファイバーコンクリートの研究がインタナショナルジャーナルに掲載（英語）された後、ベトナム国内メディアが注目され、多くの記事で報道された。なお、本研究はNguyen Minh Hai博士がリーダーとして、ダナン大学の研究グループと共同して実施した。ダナン市新聞（Bao dien tu Danang)の記事（ベトナム語）国民新聞（Bao Nhan Dan)の記事 （ベトナム語）教育と時代新聞（Bai Giao duc va thoi dai)の記事（ベトナム語）その他